私は大学卒業後にIT系の企業に勤めることになりました。
その頃はあまり貯金の意識とかは無くなんとなく貯金はしていましたが、普通に散財や自己投資などでお金を使っていました。
残業代だけで月収を超えるような過酷な労働環境にさらされて鬱になりかけ、
「人生という有限な時間を定年まで労働に割きたくない!」という想いが芽生え始めます。
26歳で会社を退職して1年半ほどデザイン系のスクールに通い、
少額の貯金を切り崩しつつ今後のことについて考えました。
【バジルの当時の思考】
(ブラックな企業に毒されて会社員って奴隷みたいなもんだよなという偏った思考が染みついてしまう)
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(会社員やめたい!)
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(だが、生きていくにはお金が必要。なので今すぐやめることは不可能。)
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(必要以上に働きたくないし50歳までには仕事やめたいなー。)
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(老後の資金を貯金で貯めてリタイアしよう!)
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(計算すると50歳で5000万あれば、今の生活レベルを維持しつつリタイアできそうだ!)
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(よーし、頑張るぞい!)
というような流れで、
当初目指したのは充分な貯蓄をしてアーリーリタイアするというものでした。
この時既に28歳。貯金も600万程度だったと思います。
毎年平均200万×22年貯金すれば5000万いけるなというざっくりとした計算で、
出遅れながら目標に向かって突き進むこととなります。
しかし、計算したとおりに順調にお金は貯まりません。
・転職したばかりで残業もほぼ無いため、前職より給与が下がっていた
・実家に住んでいたため、家のリフォーム代や防水工事なども折半していた
・週末に低頻度でしか利用しない車を所持していた
などの理由で、37歳の段階で2200万と想定よりも低い貯金額でした。
このままだと目標を達成するのは難しいなと感じていた時、
NISA(旧NISA)という存在を知ることとなります。